毒キノコの症状

毒キノコの有毒成分による症状

毒キノコによる食中毒は、テングタケツチカブリワライダケなどのキノコを食べるとそれらに含まれる有毒成分により下痢や嘔吐などの中毒症状が現れます。主な症状としては、胃腸炎、コレラ、脳炎があります。胃腸などの症状は、1時間ほどして嘔吐や腹痛、下痢などの症状が起こります。コレラのような症状が出る場合には、激しい嘔吐、下痢を起こし、ショック状態になる場合もあります。脳炎のような場合では、2時間ほどして、けいれん、発汗、昏睡などの症状が現れ最悪の場合死亡してしまいます。軽い症状の場合、自然に治る事ができますがコレラや脳炎のような症状が起こるケースでは、胃の洗浄や輸液、人工呼吸など症状に応じた対処を行います。毒キノコの明確な見分け方は無く、似たようなものも多くあるため、間違って毒キノコを食べてしまった人が食中毒を起こすケースが多くなっています。毎年毒キノコを食べて中毒死してしまったケースも多く、秋に発生しやすくなっています。毒キノコの中には幻覚を起こし、神経に作用するタイプ、複数の症状を併発するタイプなど色々なものがあります。あまり知識が無い人が写真などを頼りに食べる事は、大変危険な行為です。毒キノコ中毒を避けるには、きちんとした知識がある人のガイドのもとキノコ採取を行う事で、判断が難しい場合は食べない事が一番です。キノコの中には強い毒性を持つものも多く、死亡してしまう場合もありますから、素人判断では絶対に行わない事です。

毒キノコに含まれる有毒成分による症状の現れ方

消化器系障害の症状

日本で発生したキノコ中毒の70%は、胃腸障害を引き起こすクサウラベニタケツキヨタケカキシメジニガクリタケ、イッポンシメジなどによるものです。30分〜3時間後に吐き気、腹痛、嘔吐が現れ、腹痛に続いて水様便、時に血便が激しく出ます。

強い肝・腎臓障害の症状(アマニタトキシン症候群)

死亡する症例の90%以上は、ドクツルタケ(とくに多い)、タマゴテングタケタマゴテングタケモドキなどの猛毒キノコが原因です。10〜20時間後、急に激しい腹痛、嘔吐、下痢(水様便、血便)になり、脱水症状ののち、肝臓、腎臓などに障害が起こります。 毒成分にはアマトキシン、ファロトキシン、ビロトキシン類などの環状ペプチドが多数あります。

飲酒した人に限られる中毒症状(コプリン症候群)

ヒトヨタケ、ホテイシメジなどによるものです。キノコ自体は食用ですが、キノコの成分であるコプリン、デセン酸が肝臓でのアルコールの分解を妨げるため、飲酒後30分〜1時間で、顔から胸にかけて紅潮し、頭痛、動悸など二日酔いの症状になります。

神経系の症状(ムスカリン症候群)

アセタケ、カヤタケなど白い小型のキノコで起こります。10〜30分後に激しい発汗、流涎、流涙、瞳孔)縮小、血圧低下などが現れ、呼吸困難になります。毒成分はムスカリンなどです。・イボテン酸症候群 30分〜1時間後に短時間眠くなったのち、興奮、めまい、けいれんなどの症状が現れ、進行すると幻覚、精神錯乱、意識不明になります。ヒトヨタケ、ハエトリシメジなどに含まれるイボテン酸と、その代謝産物ムッシモールなどの作用によります。・シロシビン症候群 オオシビレタケ、ヒカゲシビレタケオオワライタケなどは幻覚作用を示すキノコです。30分〜1時間後に幻覚、知覚麻痺、めまい、言語障害が現れ、意識不明に陥ります。 2002年から、幻覚性物質(シロシビン、シロシン)を含むキノコ類は麻薬原料植物に指定され、その所持(使用、売買目的)が法令によって禁止になりました。

ドクササコの症状(ヤブシメジ)

食後数時間〜4、5日すぎから症状が現れ、1カ月以上も手足の先端がはれて激痛が続きます。アクロメリン酸などの成分が知られていますが、毒作用に関係するかどうかは未確認です。

カエンタケによる中毒症状

食後30分〜2時間後に激しい嘔吐、水様下痢が現れ、四肢と顔面の粘膜にびらん、頭髪の脱毛から、腎不全、循環器不全、脳障害など全身症状になります。毒成分はサトラトキシンで、近年ベニナギナタタケと誤食し、死者が出ました。

スギヒラタケによる中毒症状

2004年、東北、北陸地方に急性脳症が発生し、多数の死者が出ました。主に腎機能障害の患者がスギヒラタケを摂食後、数日して発病したため、大事件になりました。原因は特定されていませんが、レクチン、シアンが調べられました。食用キノコ中のシアンは十分に加熱調理すれば減少し安全ですが、タモギタケのようにシアン含有量の多いキノコを多量に食すると中毒の可能性があり、注意が必要です。

毒キノコによる中毒症状が現れた時の処置

毒キノコによる中毒症状が現れた時はただちに病院に行き、医師による診察を受けるようにしてください。毒キノコ食中毒の多くは、日中採取した毒キノコを夕食で食べる事で夜間に発症するケースが多いです。その為、夜間に症状が現れたときは、躊躇せず夜間外来や救命救急センターに行きましょう。医師による問診は、キノコの外観、採集場所、調理前の処理、調理法、食べた量と、食べ物の残り、調理屑、吐物、便などの検査によって毒キノコの種類を調べます。基本的な処置として、水分および電解質液を補給しながら、催吐、胃洗浄、吸着剤(活性炭)の投与などで早期に除毒します。また、症状が短時間に現れた消化器系障害の場合は対症療法を行い数日中に治ります。しかし、アマニタトキシン症候群ではただちに入院し、早期の毒素除去、集中治療が必要です。中毒に気づいたら 6時間以上遅れて発症することもあるので注意しましょう。

毒キノコに含まれる有毒成分による症状の現れ方

消化器系障害の症状

日本で発生したキノコ中毒の70%は、胃腸障害を引き起こすクサウラベニタケツキヨタケカキシメジニガクリタケ、イッポンシメジなどによるものです。30分〜3時間後に吐き気、腹痛、嘔吐が現れ、腹痛に続いて水様便、時に血便が激しく出ます。

強い肝・腎臓障害の症状(アマニタトキシン症候群)

死亡する症例の90%以上は、ドクツルタケ(とくに多い)、タマゴテングタケタマゴテングタケモドキなどの猛毒キノコが原因です。10〜20時間後、急に激しい腹痛、嘔吐、下痢(水様便、血便)になり、脱水症状ののち、肝臓、腎臓などに障害が起こります。 毒成分にはアマトキシン、ファロトキシン、ビロトキシン類などの環状ペプチドが多数あります。

飲酒した人に限られる中毒症状(コプリン症候群)

ヒトヨタケ、ホテイシメジなどによるものです。キノコ自体は食用ですが、キノコの成分であるコプリン、デセン酸が肝臓でのアルコールの分解を妨げるため、飲酒後30分〜1時間で、顔から胸にかけて紅潮し、頭痛、動悸など二日酔いの症状になります。

神経系の症状(ムスカリン症候群)

アセタケ、カヤタケなど白い小型のキノコで起こります。10〜30分後に激しい発汗、流涎、流涙、瞳孔)縮小、血圧低下などが現れ、呼吸困難になります。毒成分はムスカリンなどです。・イボテン酸症候群 30分〜1時間後に短時間眠くなったのち、興奮、めまい、けいれんなどの症状が現れ、進行すると幻覚、精神錯乱、意識不明になります。ヒトヨタケ、ハエトリシメジなどに含まれるイボテン酸と、その代謝産物ムッシモールなどの作用によります。・シロシビン症候群 オオシビレタケ、ヒカゲシビレタケオオワライタケなどは幻覚作用を示すキノコです。30分〜1時間後に幻覚、知覚麻痺、めまい、言語障害が現れ、意識不明に陥ります。 2002年から、幻覚性物質(シロシビン、シロシン)を含むキノコ類は麻薬原料植物に指定され、その所持(使用、売買目的)が法令によって禁止になりました。

ドクササコの症状(ヤブシメジ)

食後数時間〜4、5日すぎから症状が現れ、1カ月以上も手足の先端がはれて激痛が続きます。アクロメリン酸などの成分が知られていますが、毒作用に関係するかどうかは未確認です。

カエンタケによる中毒症状

食後30分〜2時間後に激しい嘔吐、水様下痢が現れ、四肢と顔面の粘膜にびらん、頭髪の脱毛から、腎不全、循環器不全、脳障害など全身症状になります。毒成分はサトラトキシンで、近年ベニナギナタタケと誤食し、死者が出ました。

スギヒラタケによる中毒症状

2004年、東北、北陸地方に急性脳症が発生し、多数の死者が出ました。主に腎機能障害の患者がスギヒラタケを摂食後、数日して発病したため、大事件になりました。原因は特定されていませんが、レクチン、シアンが調べられました。食用キノコ中のシアンは十分に加熱調理すれば減少し安全ですが、タモギタケのようにシアン含有量の多いキノコを多量に食すると中毒の可能性があり、注意が必要です。

毒キノコによる中毒症状が現れた時の処置

毒キノコによる中毒症状が現れた時はただちに病院に行き、医師による診察を受けるようにしてください。毒キノコ食中毒の多くは、日中採取した毒キノコを夕食で食べる事で夜間に発症するケースが多いです。その為、夜間に症状が現れたときは、躊躇せず夜間外来や救命救急センターに行きましょう。医師による問診は、キノコの外観、採集場所、調理前の処理、調理法、食べた量と、食べ物の残り、調理屑、吐物、便などの検査によって毒キノコの種類を調べます。基本的な処置として、水分および電解質液を補給しながら、催吐、胃洗浄、吸着剤(活性炭)の投与などで早期に除毒します。また、症状が短時間に現れた消化器系障害の場合は対症療法を行い数日中に治ります。しかし、アマニタトキシン症候群ではただちに入院し、早期の毒素除去、集中治療が必要です。中毒に気づいたら 6時間以上遅れて発症することもあるので注意しましょう。