カラハツタケは毒キノコ

カラハツタケ(学名:Lactarius torminosus )|毒キノコ

カラハツタケ(学名:Lactarius torminosus)は、夏から秋にかけてカンバ類の林内地上に発生する毒キノコです。名前のとおり非常に強い辛味があり、この辛味をぬいてから食用にする人もいる。 食用にする為には、2~3か月は塩漬けにしなくてはならないらしい。カラハツタケの 傘は初め中央のくぼんだまんじゅう形で縁部は内側にまきこむ。後には平らに開き、最後にはじょうご形となる。色は淡赤褐色から橙黄褐色で濃淡の同心円状の模様がある。 表面は綿毛状の軟らかい毛でおおわれる。ひだは淡黄色から淡肉色で並び方は密。柄に直生からやや垂生する。柄は傘とほぼ同色で中空。ひだや柄を傷つけると白色の乳液を出す。

カラハツタケの概要

カラハツタケは、毒キノコに分類されています。形状は、カサが直径7cm程度になり中心部は少しへこんだ形になります。色は淡赤褐色から橙黄褐色で濃淡の同心円状の模様があります。カラハツタケの肉は、白色で、辛味がありますが無臭です。強い有毒成分をもつ毒キノコですので食べない様にしましょう。

カラハツタケの写真

幼いカラハツタケ カラハツタケの群生
カラハツタケの傘を開いた状態 カラハツタケの傘の裏面

カラハツタケの季節

カラハツタケは、夏から秋にかけてカンバ類の林内地上に発生する毒キノコです。

カラハツタケの毒と症状

カラハツタケの有毒物質は、消化器の中毒症状を引き起こします。カラハツタケを切ってみると、白い乳液のような汁が出ます。これを少しでも舐めてみると、舌がしびれるような激しい辛味があります。誤って口に入れて強い辛味を感じた場合は飲み込まずにすぐに吐き出すようにしましょう。

備考

ロシア、フィンランドなどのキノコ好きの民族は、カラハツタケを水でさらし、ラードまたはヘットでいためて食べるという。

食中毒防止のポイント

カラハツタケみたいな毒キノコによる食中毒を予防する為には、食べる事ができるキノコを確実に判断できない場合には、採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない4つが重要です。毎年、知識が無い方が採取した方が食中毒となっております。専門的な知識が無い素人の方による採取は絶対にやめましょう。詳しくは「毒キノコの種類と有害成分による影響」で説明しています。

  • わからないキノコは採取しない。
  • 他の種類が混入しないように注意して採取する。
  • 昔から言われている「言い伝え」は間違っているので信じない。
  • 図鑑などで素人判断はしない。
  • 食用でも生の状態で食べたり大量に食べると食中毒になるものがあるので注意。

食べてから症状があらわれる時間(潜伏期間)は短く、キノコ狩りで採取したものをを食べて体調が悪い場合には、直ちに医療機関を受診して下さい。もし、食べた料理等が残っている場合は、医療機関に一緒に持参して治療の参考にしてもらって下さい。下痢や嘔吐の症状は、一般的な食中毒でも同様な症状があります。細菌やウイルスによる食中毒が気になる方は「食中毒(Food Poisoning)」を参照してください。

特に注意したい毒キノコのまとめ

日本国内で発生する種類を一覧形式にまとめました。それ以外の種類についても右の一覧から選んでみてください。毒キノコの名称をクリックすると生息場所、特徴、毒の種類、もし誤って食べたときに現れる症状などをまとめてあります。