カノシタ(毒キノコ)による食中毒と症状

カノシタ(学名:Hydnum repandum)|毒キノコ

カノシタ(学名:Hydnum repandum)は、夏から秋にかけて主として針葉樹林内の地上に群生する毒キノコです。分布は広く世界的で、各地で食用にされている。カノシタの形状は、傘が初めまんじゅう形で後には平らに開く。形は不整形で卵黄色から黄色、軟らかい肉質でもろい。傘の裏面は針状で、針の長さは2~5mm、白色。柄は白色から卵黄色で傘の中心よりずれた位置につく。

カノシタの概要

カノシタは、古くから食べられてきたキノコですが、近年、有毒物質が検出された為に毒キノコに分類されています。大きさは、カサが2cmから9cmです。幼いカノシタのカサは、球を半分にした形ですが成長するとカサが開き不規則な形になります。カサの色は、薄い黄色やベージュなど様々な色がありますが、表面をこすると黄ばむ特徴があります。カノシタの肉はもろくて壊れやすい為、扱いには注意が必要です。

カノシタの写真

幼いカノシタ 傘を開いたカノシタ
カノシタの群生 カノシタの全体写真

カノシタの季節

カノシタは、夏から秋にかけて主として針葉樹林内の地上に群生する毒キノコです。世界的に分布しており各地で食用にされています。

カノシタの毒の特徴

カノシタの有毒物質は、細胞毒性を示す物質が近年検出されました。その為、食べ続けることで将来様々な疾患になる可能性があるので食べないことをおすすめします。この様に古くから食べられてきたキノコが調査した結果、有毒成分が検出され毒キノコの指定を受けることが増えてきています。

備考

カノシタは、日本では毒キノコに分類されていますが、海外では食べられています。欧米では、カノシタをシチューやオムレツに入れたりしています。現地では、「pied du mouton(羊の足)」の愛称で食用キノコとして親しまれています。近年、毒の成分が発見された為、食べないことをおすすめします。長年カノシタを食べ続けることによって、どの様な症状がでるかはわかっておりません。カノシタに似た種類である白っぽいシロカノシタがありますが、こちらも同様に毒の成分が発見されています。

食中毒防止のポイント

カノシタみたいな毒キノコによる食中毒を予防する為には、食べる事ができるmのを確実に判断できない場合には、採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない4つが重要です。毎年、知識が無い方が採取した方が食中毒となっております。専門的な知識が無い素人の方による採取は絶対にやめましょう。詳しくは「毒キノコの種類と有害成分による影響」で説明しています。

  • わからないキノコは採取しない。
  • 他の種類が混入しないように注意して採取する。
  • 昔から言われている「言い伝え」は間違っているので信じない。
  • 図鑑などで素人判断はしない。
  • 食用でも生の状態で食べたり大量に食べると食中毒になるものがあるので注意。

食べてから症状があらわれる時間(潜伏期間)は短く、キノコ狩りで採取したものをを食べて体調が悪い場合には、直ちに医療機関を受診して下さい。もし、食べた料理等が残っている場合は、医療機関に一緒に持参して治療の参考にしてもらって下さい。下痢や嘔吐の症状は、一般的な食中毒でも同様な症状があります。細菌やウイルスによる食中毒が気になる方は「食中毒(Food Poisoning)」を参照してください。

特に注意したい毒キノコのまとめ

日本国内で発生する種類を一覧形式にまとめました。それ以外の種類についても右の一覧から選んでみてください。毒キノコの名称をクリックすると生息場所、特徴、毒の種類、もし誤って食べたときに現れる症状などをまとめてあります。