オオワライタケ(毒キノコ)による食中毒

オオワライタケ(Gymnopilus junonius)|毒キノコ

オオワライタケ(Gymnopilus junonius)はハラタケ目フウセンタケ科チャツムタケ属の毒キノコです。従来の学名はG. spectabilisだったが、現在はシノニムとなっています。

オオワライタケの概要

オオワライタケは、誤って食べてしまうと幻覚など精神状態が異常になり、笑い出すこともあることから名前がついたと思われます。毒キノコの中でも名前に特徴があり記憶している人も多いです。大きさは、カサが5cmから15cmのキノコで色は黄金色で美味しそうに見えますが、私たちにとって有害成分が含まれております。オオワライタケの肉は、不快な臭いがあり味も苦く食用には不向きです。食用のコガネタケとオオワライタケは間違えられる事がありますがが、コガネタケは苦くなくオオワライタケとの区別はできます。

オオワライタケの写真

幼いオオワライタケ オオワライタケは毒キノコ
オオワライタケの群生 オオワライタケの傘が開いた状態

オオワライタケの季節

夏から秋にかけ広葉樹や針葉樹などの枯木で見る事ができます。世界的にも広く分布する毒キノコです。

オオワライタケの毒と症状

オオワライタケには、幻覚作用を引き起こす有毒成分が含まれています。誤って食べると5分から10分程度で、眩暈、寒気、悪寒などの症状があらわれます。そして、神経が異常に興奮する状態になり神経が興奮状態になり、幻覚、減少などの症状があらわれます。オオワライタケは、語源のとおり大笑するのではなく、有害物質により顔面神経も刺激され笑っているように見えるようです。オオワライタケの有毒物質は、水溶性の成分であり、煮たり水に晒すことで毒抜きをして食べる習慣がある地域もあります。致命的な毒素ではなく時間の経過とともの症状が回復してきます。

食中毒防止のポイント

オオワライタケみたいな毒キノコによる食中毒を予防する為には、食べる事ができるmのを確実に判断できない場合には、採らない! 食べない! 売らない! 人にあげない4つが重要です。毎年、知識が無い方が採取した方が食中毒となっております。専門的な知識が無い素人の方による採取は絶対にやめましょう。詳しくは「毒キノコの種類と有害成分による影響」で説明しています。

  • わからないキノコは採取しない。
  • 他の種類が混入しないように注意して採取する。
  • 昔から言われている「言い伝え」は間違っているので信じない。
  • 図鑑などで素人判断はしない。
  • 食用でも生の状態で食べたり大量に食べると食中毒になるものがあるので注意。

食べてから症状があらわれる時間(潜伏期間)は短く、キノコ狩りで採取したものをを食べて体調が悪い場合には、直ちに医療機関を受診して下さい。もし、食べた料理等が残っている場合は、医療機関に一緒に持参して治療の参考にしてもらって下さい。下痢や嘔吐の症状は、一般的な食中毒でも同様な症状があります。細菌やウイルスによる食中毒が気になる方は「食中毒(Food Poisoning)」を参照してください。

特に注意したい毒キノコのまとめ

日本国内で発生する種類を一覧形式にまとめました。それ以外の種類についても右の一覧から選んでみてください。毒キノコの名称をクリックすると生息場所、特徴、毒の種類、もし誤って食べたときに現れる症状などをまとめてあります。